2025年11月21日(金) 16:20 - 17:50
理学研究棟 2階 201室
若月 駿 氏 (名古屋大学)
極小射影分解とマグニチュードホモロジー
アブストラクト
マグニチュードホモロジーは,Hepworth-Willertonにより定義された距離空間の不変量である.浅尾-Ivanovにより,有限距離空間のマグニチュードホモロジーがある環上の導来関手 Tor と同型であることが示されたため,ホモロジー代数の手法を用いて研究することが可能となった.本講演では,まず極小射影分解の理論の概要を解説した上で,それを利用したマグニチュードホモロジーの計算とその応用について紹介する.本講演は浅尾泰彦氏との共同研究に基づいたものである.
横国大幾何トポロジーセミナー
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